フリーランスの営業ツール「メールアドレス」

独自ドメインのメールアドレス

フリーランスのメールアドレスは意外と重要

ビジネスに欠かせないツールのひとつに「メール」があります。営業の際に渡す名刺には、名前や肩書きだけでなく住所や電話番号などの連絡先が記載されていますが、メールアドレスの記載ももちろん必要です。自分1人で仕事をするのだから、プライベート用のメールアドレスで十分ではないかと考えたくなるところですが、フリーランスとして地に足をつけて仕事をしたいと考えているのであれば、仕事とプライベート用のメールアドレスはしっかり使い分けることをおすすめします。

メールアドレスはどうすればいいか

Gmailを活用している人は多いので、フリーランスとしての仕事用のメールアドレスもGmailにしようとする人は多いようですが、ビジネスの世界ではあまり歓迎されない場合が少なくありません。というのも、Gmailはフリーメールということで、安っぽい印象を与えてしまうことも多く、クライアントによってはGmailを使うフリーランスに警戒心を抱くことがあるからです。では、事業用のメールアドレスはどうしたらいいのでしょうか。

独自ドメインを取得する

クライアントから信用されるメールアドレスを持つのであれば、独自ドメインの取得がおすすめです。独自ドメインの取得にはコストがかかりますが、そこにコストをかけてしっかり自身の事業をブランディングしているということが相手にも伝わりやすいので、信用につながりやすくなります。ただのメールアドレスと甘く見てしまいがちですが、融資などの審査の際、固定電話回線を持っている人の方が、携帯電話のみの人よりも社会的に信用されるということと同じような原理と考えてみるとわかりやすいかもしれません。
独自ドメインの取得にかかる費用は様々で、「.com」などの人気ドメインはコストも高めです。複雑で凝ったものにする必要はありませんが、見てすぐにわかるようなドメインにしておくと後々便利でしょう。事業を運営するにあたり、ブランディングというのはとても重要です。ブランド力があるところよりもいい仕事をする自信があったとしても、仕事を受注するというところまでこぎつけなければそれを立証することはできないからです。フリーランスの営業においてまず大切なのは、信用してみようと思ってもらえるような印象を残すことです。せっかく名刺を受け取ってもらえたとしても、そこに記載されているメールアドレスがフリーメールだと、その道のプロという雰囲気は伝わらなくなってしまうかもしれないのです。独自ドメインがあるとホームページ作成などの際にも利用できるので、事業を開始する際にはまずドメインを取得しておくことをおすすめします。